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京都サンガ所属のアラン カリウスとはどんな選手?(プレー集あり)

 

アラン カリウスについて

京都サンガが獲得した、アラン カリウスは欧州やアジアでもプレー経験があり、両足を巧みに使える攻撃的MF。

ブラジル出身のアランは、 当時セリエD(ブラジル4部)に属するヴォルタ・レドンダのユース出身で、2015年にトップチームへ昇格する。トップチームでは公式戦8試合に出場し、シーズン途中に名門フラメンゴのU-20のチームへレンタル移籍し2シーズンプレーすると2017年にはオーストリアリーグ1部のLASKリンツへとレンタルで加入する。

自身初めての国外でのプレーとなったが、トップチームのLASKリンツではシーズンを通して公式戦7試合に出場。一方でセカンドチームにあたるFCジュニアーズOÖでは17試合に出場し11ゴールと活躍していた。翌年はオーストリア2部のブラウ=ヴァイス・リンツでプレー。同チームでは主にトップ下を主戦場にチームの主力選手としてプレーし、リーグ戦27試合に出場し、9ゴール6アシストとブレイクしていた。

2019年にブラジルへ戻ると、当時セリエB(ブラジル2部)を戦うヴィラノヴァで一時的にプレー。2020年に再びオーストリアの1部に属するSKNザンクト・ペルテンへと完全移籍にて加入する。同チームでは約半年余りの在籍だったがリーグ戦を中心に公式戦15試合に出場し、2ゴールを記録していた。

2020年のシーズン途中には、トルコ1部リーグのカスムパシャSKへと加入。公式戦18試合3ゴールを記録すると、翌年はトルコ2部のトゥズラスポルでプレーしていた。トゥズラスポルでは半年の在籍期間で2ゴール5アシストの活躍でチームの攻撃を支えていたようだ。

直近にあたる、2022年シーズンはサウジアラビア1部リーグのアル・アダラーFCでエースナンバー10番を付けてプレー。公式戦30試合に出場し8ゴールを奪う活躍を見せていた。

アランは以前同サイトで紹介した、パウリーニョと同じく前線のポジションは比較的自由にこなせる選手。天皇杯準々決勝の東京ヴェルディ戦では、4-1-2-3のインサイドハーフの位置で起用されており、恐らく今後もインサイドハーフの位置、又は前3枚の左に配置される可能性が高い。

アラン カリウスのプロフィールと経歴

名前:アラン カリウス(Alan Cariús)
本名:アラン・リマ・ダ・カリウス(Alan Lima Cariús)
国籍:ブラジル
生年月日:1997年4月4日
身長:175㎝
体重:77㎏
ポジション:MF(OMF、ST、左ウイング)

所属チーム
2015年-2019年  ヴォルタ・レドンダ(ブラジル)
→2015年-2016年  フラメンゴ U-20 (ブラジル)※期限付き移籍
→2017年-2018年  LASKリンツ(オーストリア)※期限付き移籍
→2017年-2018年  FCジュニアーズOÖ(オーストリア)※期限付き移籍
→2018年-2019年  ブラウ=ヴァイス・リンツ(オーストリア)※期限付き移籍
→2019年  ヴィラ・ノヴァ(ブラジル)※期限付き移籍
2020年  SKNザンクト・ペルテン(オーストリア)
2020年-2021年  カスムパシャSK(トルコ)
2021年  トゥズラスポル(トルコ)
2021年-2022年  アル・アダラーFC(サウジアラビア)
2022年  京都サンガF.C. ※完全移籍加入

アラン カリウスのプレースタイル

「ここまでの両利きはいるのだろうか?」と疑問を持つほど左右どちらの足も使える、テクニカルな選手。両利きということもあり足元の技術が非常に高く、シュート技術、パスセンス、ドリブルとどれをとっても高いパフォーマンスができる選手といった印象。またスピードもありドリブル技術も高いので、自ら局面を打開できる突破力も魅力。今後サンガの攻撃を担う可能性を十分に秘めた選手ではないだろうか。

アラン カリウスのプレー映像は下記より👇

アラン カリウスのプレー動画


www.youtube.com

Jリーグにいるお友達

マテウス サヴィオ(柏レイソル)→フラメンゴU-20時代(2015-2016)
ホナウド(清水エスパルス)→フラメンゴU-20時代(2015-2016)
ジェアン パトリッキ(セレッソ大阪)→ヴォルタ・レドンダ時代(2017)

アラン カリウスのインスタグラム

https://www.instagram.com/alancarius77/