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ヴィッセル神戸所属のリンコンとはどんな選手?(プレー集あり)

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リンコンについて

ヴィッセル神戸に復帰したリンコンは高さ、強さ、巧さを兼ね備えた万能型FW。神戸には2021年シーズンより加入しており、2022年の夏にレンタルで母国のクルゼイロECでプレーしていた。

リンコンは、15歳からブラジルの世代別代表でもプレーしており、その実力は折り紙付き。各年代の代表で主力としてプレーし、U-20南米選手権では9試合3ゴールの活躍を見せていた。欧州からも熱視線が送られており、現在レアルマドリードで活躍するブラジル代表であり同年代のヴィニシウス・ジュニオールと並び将来を有望されていたプレーヤーの1人でもあった。

フラメンゴでは2017年のトップチームへ昇格してからは、徐々に出場機会を得ており、
トップチーム2年目の2019年にセリエA(1部)でCFとして11試合に出場し3G2アシストと頭角を現す。しかし、8月にハムストリングスを負傷し戦線を長期離脱。その間チームでは、この年のセリエA得点王にもなったブラジル代表のガブリエル・バルボサが絶対的なエースとして地位を確立してしまったため、怪我明けは出場機会を得られず悔しいシーズンとなってしまった。神戸加入前のシーズンでは大きな怪我は無かったものの、ガブリエル・バルボサやジェルソン、ペドロといった前線のタレントも多く、リーグ戦では14試合の出場に留まり、その大半が途中出場となってしまう。この年は本来担ってきたCFのポジションから下がり、LWやLMでもプレー。シーズン通してリーグ戦14試合出場の1ゴールという結果だった。

2021年にヴィッセル神戸へと完全移籍にて加入。移籍初年度は古橋、ドウグラス、大迫、武藤らといったJトップクラスのFW陣に影を潜める形となり、公式戦18試合1ゴールと思うような結果を残すことができなかった。2022年シーズンではACLの本戦とプレーオフ含め4試合3ゴールと活躍するも、リーグ戦では多くの出場機会を得られず、8月に母国で2部リーグを戦うクルゼイロECへとレンタルにて加入する。クルゼイロでは途中出場が多い中でも、9試合1ゴール2アシストとまずまずの結果を残すと、2023年シーズンから再び神戸へ復帰した。

リンコンのプロフィール

名前:リンコン(Lincoln)
本名:リンコン・コレア・ドス・サントス(Lincoln Correa dos Santos)
国籍:ブラジル
身長:180㎝
体重:79㎏

所属チーム
2017年-2020年 フラメンゴ(ブラジル)
2021年-2023年 ヴィッセル神戸
→2022年 クルゼイロEC 期限付き移籍
2023年 ヴィッセル神戸復帰

リンコンの年俸

リンコンの年俸は、約80万ドルとなり日本円でおよそ8,200万円となる。(2021年時点)

リンコンのプレースタイル

ブラジル人特有のドリブル技術と仲間を活かすプレーも得意とする万能型FW。
ゴール前でのポジショニングもうまく、ゴールパターンでは、クロスへの反応、こぼれ球に対しての得点パターンが多くゴールへの嗅覚が鋭いFWというイメージ。
高さや強さも兼ね備えており、周りも活かしつつチャンスを演出できる選手なので、リンコン頼みというより、いかにリンコンを活かしてチームとしてチャンスを作れるかがポイントとなりそうだ。

リンコンのプレー映像は下記より👇

リンコンのプレー動画


Lincoln ▶ Welcome To Vissel Kobe | Crazy Skills, Goals & Assists 2021

Jリーグにいるブラジル時代のお友達

マテウス トゥーレル(ヴィッセル神戸)→フラメンゴ時代(2017-2020)
ホナウド(清水エスパルス)→フラメンゴ時代(2017-2019)
マテウス・サヴィオ(柏レイソル)→フラメンゴ時代(2017-2018)
レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)→フラメンゴ時代(17)

リンコンのインスタグラム

https://www.instagram.com/lincoln9/