ユーリ ララについて
横浜FCに新加入した、ユーリ ララは守備能力に優れた、守備的MF。2019年には1シーズンのみJ2の栃木SCでもプレーしており、日本のサッカーを知っている選手でもある。
ユーリ ララはカンピオナート・カリオカ所属のオラリアACという小さなクラブでトップチーム昇格を果たす。トップ昇格後はしばらく出場機会に恵まれず、2014年に当時セリエA(ブラジル1部)所属のECバイーアのBチームへと加入する。Bチームで頭角を現すと、翌2015年にバイーアのトップチームへと昇格した。トップチーム昇格初年度は、いきなり守備的MFの位置で抜擢されると年間通して公式戦38試合に出場。自身にとってはセリエBの舞台で大きな経験を積んだシーズンとなった。
しかし、翌2016年、2017年と出場機会が減少すると、2018年にはセリエB所属のCSAへとレンタルで加入。同チームでも守備的ボランチの位置でスタメンを奪取すると、途中サイドバックで起用されることもあったが、シーズン通して公式戦42試合に出場していた。2019年には一時的にバイーアへレンタルバックとなるが、シーズン途中の8月に当時J2を戦う、栃木SCへとレンタルにて加入した。夏の移籍期間でユーリを獲得した栃木は、早速守備的MFで起用。後半戦では主力選手として10試合に出場し、チームのJ2残留にも貢献していた。
栃木SCは半年で退団すると、2020年はセリエB所属のオエステへと完全移籍にて加入。ここでもボランチの位置で公式戦23試合1ゴールと活躍すると、翌2021年にはフェロヴィアリアというチームを経て、再びセリエBを戦うCSAへと加入する。CSAではリーグ戦を中心に29試合3ゴール1アシストと攻撃面でも存在感を発揮したシーズンとなった。
横浜FC加入の直近にあたる、2022年シーズンはセリエB所属の”古豪”ヴァスコ・ダ・ガマへと完全移籍にて加入。同チームでもボランチの位置で主力選手として活躍。シーズン通して40試合に出場し、見事チームのセリエA昇格にも大きく貢献していたようだ。
現在横浜FCでは、4-2-3-1のボランチの位置で新加入の三田啓貴と起用されており、随所に守備能力の高さを発揮している。
ユーリ ララのプロフィールと経歴
名前:ユーリ ララ(Yuri Lara)
本名:ユーリ・リマ・ララ(Yuri Lima Lara)
国籍:ブラジル
生年月日:1994年4月20日
身長:173㎝
体重:74㎏
ポジション:MF(守備的MF)
所属チーム
2013年-2015年 オラリアAC(ブラジル)
2015年-2020年 ECバイーア(ブラジル)
→2018年-2019年 CSA(ブラジル)期限付き移籍
→2019年 栃木SC 期限付き移籍
2020年 オエステFC(ブラジル)
2021年 フェロヴィアリア(ブラジル)
2021年 CSA(ブラジル)
2022年 CRヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル)
2023年 横浜FC 完全移籍加入
ユーリ ララのプレースタイル
「ザ・守備的MF」という言葉が最も当てはまる選手であろう。とにかく対人プレーの強度が高く、粘り強さ、球際の気迫も持ち合わせており、まさに「ピットブル(闘犬)」というあだ名がお似合いの守備職人。
ブラジル時代では、ガツガツ飛び込むスタイルの守備を得意としており、ファールスレスレの絶妙なスライディングでボール奪取するシーンが動画の中でも多かった。また容姿もかなり雰囲気が出ており、プレースタイルともにナポリやエバートンなどで活躍していたアランにもどことなく似た印象である。
ユーリ ララのプレー映像は下記より👇
ユーリ ララのプレー動画
Jリーグにいるお友達
マテウス(名古屋グランパス)→ECバイーア時代(2015)
エジガル ジュニオ(V・ファーレン長崎)→ECバイーア時代(2016-2017)
ダワン(ガンバ大阪)→CSA時代(2018)
カプリーニ(横浜FC)→ECバイーアB時代(2019)
ホナウド(清水エスパルス)→ECバイーア時代(2019-2020)
アルトゥール カイキ(鹿島アントラーズ)→ECバイーア時代(2019-2020)
エウベル(横浜F・マリノス)→ECバイーア時代(2019-2020)
テイシェイラ(大分トリニータ)→ECバイーア時代(2020)
クレイソン(V・ファーレン長崎)→ECバイーア時代(2020)
マルセロ ヒアン(横浜FC)→ECバイーア時代(2020)
デラトーレ(モンテディオ山形)→CSA時代(2021)
ジェトゥリオ(ヴァンフォーレ甲府)→ヴァスコダガマ時代(2022)