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横浜FCに加入したカプリーニとはどんな選手?(プレー集あり)

 

カプリーニについて

横浜FCが獲得した、カプリーニは”魔法の左足”を持つ、足元の技術に優れたチャンスメイカー。

カプリーニは2016年にリオグランデ・ド・スル州で当時セリエC(ブラジル3部)のジュベントゥージというクラブでトップデビューを飾る。デビュー初年度は12試合に出場し2ゴールとまずまずの成績を残すと、翌年はセリエBへ昇格したチームで公式戦34試合に出場し主力選手として活躍していた。

2018年以降はアトレチコパラナエンセやECバイーアのBチーム含む計3クラブへのレンタル移籍を経て、2020年のシーズン途中にセリエCのイピランガFCというクラブへ加入する。ちなみにアトレチコパラナエンセBチーム時代には、現横浜FCのユーリ ララとチームメイトだったようだ。

イピランガFCでは移籍後初戦のボア戦で途中出場(13分)ながら1ゴールを記録。その後も途中出場が多かったものの、シーズン途中加入ながら21試合に出場し7ゴール2アシストと大車輪の活躍を見せていた。

イピランガFCでの活躍もあり、2021年にはセリエB所属のロンドリーナECに完全移籍にて加入。同チームではサイドハーフやウイングの位置を主戦場に加入初年度はリーグ戦32試合2ゴール3アシストを記録。横浜FC加入の直前にあたる昨シーズンもロンドリーナECで引き続きプレーすると、リーグ戦37試合に出場し公式戦含め49試合8ゴール6アシストとチームの中心選手として活躍していた。

横浜FCでは、恐らく4-2-3-1の左右どちらかのウイング起用が濃厚。開幕戦の名古屋グランパス戦では、後半18分から右のウイングでプレーし、少ない出場時間の中でも随所にインパクトを残した。大物感も漂う横浜FCの新背番号10番がJ1残留のカギを握るかもしれない。

カプリーニのプロフィールと経歴

名前:カプリーニ(Caprini)
本名:マウリシオ・カプリーニ・ピント(Mauricio Caprini Pinto)
国籍:ブラジル
生年月日:1997年11月11日
身長:169㎝
体重:66㎏
ポジション:FW(右ウイング、左ウイング)

所属チーム
2016年-2021年 ジュベントゥージ(ブラジル)
→2018年 アトレチコパラナエンセB(ブラジル)
→2019年 ECバイーアB(ブラジル)
→2020年 エスポルチーボ(ブラジル)
→2020年-2021年 イピランガFC(ブラジル)
2021年-2022年 ロンドリーナEC(ブラジル)
2023年 横浜FC 完全移籍加入!?

カプリーニのプレースタイル

小柄な選手ということもあり、スピード系のドリブラーというイメージを勝手に持っていたが、どちらかというと足元の技術に優れたチャンスメイカーという印象。

最大の武器は左足から繰り出される精度の高いパスやクロス、そしてパンチ力のあるシュートではないだろうか。映像の中でも、得点シーンよりもクロスやコーナーキックからのチャンスメイクのシーンが特に印象的だった。またシュート意識も高く、ミドルレンジから狙えるシュート威力も持ち味の一つ。まさに一発で試合を決められる”魔法の左足”を持つ。

左右のウイングを主戦場としている選手だが、前線であれば広範囲にプレーできるのも特徴。ロンドリーナ時代にはセンターフォワードで起用されていたこともあり、万能な一面も持ち合わせる。
カプリーニのプレー映像は下記より👇

カプリーニのプレー動画


www.youtube.com


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Jリーグにいるお友達

ユーリ ララ(横浜FC)→ECバイーアB時代(2019)

カプリーニのインスタグラム

https://www.instagram.com/caprini19/