ダニーロ ゴメスについて
アルビレックス新潟が獲得した、ダニーロ ゴメスは前への推進力があるスピード系サイドアタッカー。
ダニーロ ゴメスはブラジルの名門「サンパウロFC」の下部組織出身の選手で2014年からサンパウロFCのU-15チームでプレーし、2019年にトップチームへと昇格を果たす。
昇格から2シーズンほどサンパウロでプレーするも出場機会に恵まれず、約2シーズンの在籍で公式戦2試合の出場に留まってしまう。
出場機会を求め、シーズン途中の2020年8月にセリエB(ブラジル2部)を戦うブラジル・デ・ペロタス(GEブラジル)へ期限付き移籍にて加入。同チームではわずか3か月余りの在籍だったがリーグ戦を中心に公式戦16試合1ゴールとチームの主力選手としてプレーをしていた。チームでの活躍もあり、再びシーズン途中の11月に1部所属のアトレチコ・ゴイアニエンセへと期限付き移籍にて加入する。
ゴイアニエンセでは、途中出場が多かったもののセリエAで13試合に出場し1ゴールを記録。翌年の2021年もゴイアニエンセでプレーし、州選手権やカップ戦を中心に公式戦19試合に出場し3ゴール1アシストを記録していた。
2021年の6月には、セリエAへ初昇格となったクイアバECへと移籍。クイアバECではシーズン序盤からリーグ戦を中心に公式戦15試合に出場していたが、中盤戦以降は出場機会が減少していた。また同チームでは今年から新潟に加入したグスタボ ネスカウともチームメイトだった。
直近のシーズンにあたる昨シーズンは、セリエB所属のポンチプレッタでプレー。開幕戦から右のウイングの位置を主戦場に14試合に出場。しかしシーズン中盤から出場機会から遠ざかっており、2022年7月のクリシューマ戦を最後に公式戦の出場はなかったようだ。
新潟では、恐らく4-2-3-1の左右どちらかのウイング起用が濃厚。ネスカウ同様にファーストチョイスに入るか微妙なラインだが、スピードがある選手なのでゲームの流れを変えるという意味では途中起用という選択肢も十分にあり得そうだ。クイアバ時代のチームメイトでもあるグスタボ ネスカウとの連携にも注目したい。
ダニーロ ゴメスのプロフィールと経歴
名前：ダニーロ ゴメス（Danilo Gomes）
本名：ダニーロ・ゴメス・マガリャンイス（Danilo Gomes Magalhães）
国籍：ブラジル
生年月日：1999年2月5日
身長：175㎝
体重：77㎏
ポジション：MF(左ウイング)
所属チーム
2017年-2022年 サンパウロFC（ブラジル）
→2020年 ブラジル・デ・ペロタス（ブラジル）
→2020年-2021年 アトレチコ・ゴイアニエンセ（ブラジル）
→2021年 クイアバEC（ブラジル）
→2022年 ポンチ・プレッタ（ブラジル）
2023年 アルビレックス新潟 完全移籍加入！？
ダニーロ ゴメスのプレースタイル
前への推進力がある、スピード系サイドアタッカー。
ブラジル時代では主に左右のウイングの位置を主戦場としており、プレースタイルは「ザ・サイドアタッカー」という印象。スピードを武器に前に仕掛けてはクロス、またはカットインシュートといったプレーを得意としている。
ブラジル時代は得点こそ多くないもののシュート意識も高く、特に右のウイング起用時ではカットインシュートのシーンも印象的だった。
それから、動画の中では前線からのプレッシングでボール奪取するシーンも多く、前からの献身的な守備も持ち味の一つではないだろうか。
レスポンスやアジリティが高い選手なので第一印象としては、Jリーグに適用する可能性が高いブラジル人アタッカーという感想を持った。
ダニーロ ゴメスのプレー映像は下記より👇
ダニーロ ゴメスのプレー動画
Jリーグにいるお友達
パウリーニョ ボイア(京都サンガFC)→サンパウロFC時代(2019-2020)
デラトーレ(モンテディオ山形)→ブラジル・デ・ペロタス時代(2020)
ペレイラ(大分トリニータ)→アトレチコ・ゴイアニエンセ時代(2020-2021)
クレイソン(V・ファーレン長崎)→クイアバEC時代(2021)
グスタボ ネスカウ(アルビレックス新潟)→クイアバEC時代(2021)
