ジエゴについて
2023年シーズンより、柏に加入したジエゴはロングスローが武器の攻撃的サイドバック。日本には2017年に来日しており、Jリーグでのプレー歴も比較的長い選手である。
ジエゴはブラジルのマットグロッソ・ド・スル州出身の選手でゴイアス州選手権の2部に属するモリーニョスFCという無名のチームでキャリアをスタートさせる。2014年にサンタカタリーナ州選手権に所属する、メトロポリターノへと移籍し、2015年にプロデビューを飾ると州選手権で16試合に出場をしていた。メトロポリターノでの活躍もあり、同年のシーズン途中にはセリエA(ブラジル1部)のジョインヴィレECへと完全移籍にて加入した。
ジョインヴィレEC加入後4試合目で左サイドバックでスタメン抜擢されるとその後は、レギュラーとして定着。チームはセリエBへと降格してしまうものの最終的に25試合3アシストとセリエAの舞台でまずまずの成績を残した。降格した翌年も同チームで主力選手としてプレーし、リーグ戦と州選手権合わせて38試合に出場していた。
2017年からは、当時J2を戦う松本山雅FCへレンタルにて加入。しかし松本では出場機会を中々つかめず、公式戦7試合の出場に留まってしまう。2018年からは出場機会を求め、同じくJ2に所属する水戸ホーリーホックへとレンタル移籍にて加入する。水戸では開幕3試合目からスタメンに定着すると公式戦35試合に出場し1ゴールと主力選手として活躍した。
2019年からは、再びJ2の徳島ヴォルティスへ完全移籍にて加入するが、開幕直前に左ひざの手術を受けたこともあり、しばらくの間公式戦の出場から遠ざかってしまう。しかし翌年9月の大宮戦から戦線復帰すると、左サイドバックの位置で15試合1ゴール3アシストを記録。少ない出場ながら存在感を発揮し、クラブにとっては7年ぶりのJ1昇格にも貢献した。J1を戦う2021年シーズンはスタメンに定着し、公式戦37試合に出場するもチームは1年でJ2へと降格してしまう。
2022年からは、J1のサガン鳥栖へと完全移籍にて加入。鳥栖では3バックの左でプレーし、公式戦34試合3ゴール4アシストと高いパフォーマンスを披露。攻撃的センスも持ち合わせたディフェンダーとして攻守において鳥栖を支える存在となった。
2023年シーズンは、柏レイソルが完全移籍にて獲得。怪我の影響もあり、序盤戦は出場機会を得られていない状態が続いたが、7月8日の残留争いの大一番となった湘南ベルマーレ戦で左サイドバックでデビューするといきなり初アシストを記録。チームは引き分けに終わったが、攻守において高いインパクトを残す形となった。後半戦の復調のカギを握るかもしれないジエゴの活躍に今後も期待したい。
ジエゴのプロフィールと経歴
名前：ジエゴ（Diego）
本名：ジエゴ・ジャラ・ロドリゲス（Diego Jara Rodrigues）
国籍：ブラジル
生年月日：1995年09月21日
身長：183㎝
体重：77㎏
ポジション：DF(左サイドバック)
所属チーム
2013年 モリーニョスFC（ブラジル）
2013年 ウニオン・サンジョアンEC（ブラジル）
2014年-2015年 CAメトロポリターノ（ブラジル）
2015年-2018年 ジョインヴィレEC（ブラジル）
→2017年 松本山雅FC ※期限付き移籍
→2018年 水戸ホーリーホック ※期限付き移籍
2019年-2021年 徳島ヴォルティス
2022年 サガン鳥栖
2023年 柏レイソル 完全移籍加入
ジエゴのプレースタイル
前への推進力がある、攻撃的な左サイドバック。
主戦場は左サイドバックだが、攻撃面でストロングを発揮できるのがジエゴの特徴。一番のストロングはJリーグ屈指の強肩(ロングスロー)を持っており、ロングスローからチャンスを演出できるのはもちろん、スピード活かした前への突破力やクロス武器に攻撃の部分で絡める選手である。
さらに空中戦も強く、2022年のアウェイ札幌戦では打点の高いヘディングで得点も記録している。(下記ハイライト映像アリ)
ジエゴのプレー映像は下記より👇
ジエゴのプレー動画
Jリーグにいるお友達
ヘナト アウグスト(清水エスパルス)→ジョインヴィレEC時代(2015)
エジガル ジュニオ(V・ファーレン長崎)→ジョインヴィレEC時代(2015)
パウリーニョ(松本山雅)→松本山雅時代(2017)
ジェフェルソン バイアーノ(ツエーゲン金沢)→水戸ホーリーホック時代(2018)
カカ徳島ヴォルティス)→徳島ヴォルティス時代(2021)
