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大分トリニータ所属のデルランとはどんな選手?(プレー集あり)

 

デルランについて

2022年シーズンより、大分トリニータに加入したデルランは、ビルドアップ能力に優れ、高さ強さを備えたJ2屈指のセンターバック。

デルランはブラジルの名門フルミネンセの下部組織出身の選手で、2017年にトップチームへ昇格を果たす。昇格早々の5月に、フルミネンセと提携関係にあるセリエD(ブラジル4部)のボアヴィスタへと期限付き移籍にて加入。同チームでは6月の試合でプロデビューを果たすと通算4試合に出場し、8月に再びフルミネンセへと復帰することとなる。
2017年はフルミネンセでの出場こそなかったが、当時のチームにはブラジル代表で活躍するリシャルリソンやペドロ、そして現横浜F・マリノス所属のマルコス ジュニオールらとチームメイトだったようだ。

2017年12月にはセリエB所属のパイサンドゥへとレンタル移籍にて加入。しかし同チームでも出場機会を得られず、わずか5試合のみの出場に留まる。
翌2018年にはセリエA所属のグレミオへレンタル移籍。トップチームでの出場は1試合のみとなるが、U-23チームでは主力選手としてプレーし、17試合3ゴールと結果を残していた。翌シーズンはトップチーム昇格の話も出ていたみたいだが、両クラブ間で契約がまとまらず、結局2018年にグレミオとの契約は終了することとなる。

U-23チームでの活躍もあり、2019年にはセリエB所属のクリシューマECへとレンタルにて加入する。クリシューマでは5節から出場するとセンターバックのレギュラーとして活躍し通算35試合1ゴールと1年を通して主力選手としてプレーした。

翌2020年には、セリエBへ降格したシャペコエンセに完全移籍にて加入。
序盤こそ出番が少なかったものの、シーズン中盤戦から出場機会を得るとレギュラーに定着。公式戦28試合3ゴールの活躍を見せ、チームの1年でのセリエA復帰にも貢献した。翌年も同チームでプレーし、6節にはセリエA初ゴールをマーク。2年目も公式戦31試合で2ゴールとコンスタントに出場していたようだ。

大分加入前のシーズンとなる2022年シーズンは、シャペコエンセとの契約終了に伴い、セリエBのグアラニへと移籍。センターバックのレギュラー選手として公式戦39試合に出場していた。

大分では現在、3-4-2-1の最終ラインの位置で開幕からレギュラーとして活躍。同胞のペレイラと共に大分の最終ラインを支える活躍を見せている。

デルランのプロフィールと経歴

名前:デルラン(Derlan)
本名:デルラン・ジ・オリヴェイラ・ベント(Derlan de Oliveira Bento)
国籍:ブラジル
生年月日:1996年2月3日
身長:187㎝
体重:80㎏
ポジション:DF(センターバック)

所属チーム
2017年–2019年 フルミネンセ
→2017年 ボアヴィスタ(ブラジル)※期限付き移籍
→2018年 パイサンドゥ(ブラジル)※期限付き移籍
→2018年 グレミオ(ブラジル)※期限付き移籍
→2019年 クリシューマ(ブラジル)※期限付き移籍
2020年–2021年 シャペコエンセ(ブラジル)
2022年 グアラニ(ブラジル)
2023年 大分トリニータ 完全移籍加入

デルランのプレースタイル

足元の技術に優れ、ビルドアップ、空中戦に定評のあるJ2屈指のセンターバック。

ブラジル時代は左サイドバックを務めていたこともあり、ボールを運ぶのがうまく、中盤やFWへの縦につけるパスや背後へ送るロングフィードの精度が高いのも特徴。
それから187cmと高さもあり、攻守において空中戦の強さもストロングの一つである。

一方守備面ではハードに守るプレースタイルのため、飛び込んで剥がされてしまうこともあり、小柄な選手やスピード系の選手と対峙する時は少し不安な一面もある。

デルランのプレー映像は下記より👇

デルランのプレー動画


www.youtube.com

Jリーグにいるお友達

マルコス ジュニオール(横浜F・マリノス)→フルミネンセ時代(2017)
ヘナト アウグスト(清水エスパルス)→パイサンドゥ時代(2018)
フェリペ メギオラーロ(ヴィッセル神戸)→グレミオU23時代(2018)
フォギーニョ(ベガルタ仙台)→クリシューマ時代(2019)
ペロッチ(FC東京)→シャペコエンセ時代(2020-2021)

デルランのインスタグラム

https://www.instagram.com/derlanoliveira_/