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ロアッソ熊本に加入した、秀岳館のレオ ケンタとターレスとはどんな選手?

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レオ ケンタとターレスについて


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左がレオ ケンタ、右がターレス

レオ ケンタ

レオ ケンタは秀岳館高校から獲得したセンターバックのプレーヤー。秀岳館高校入学以前はブラジルのPSTC(パラナ・サッカー・テクニカル・センター)という日系ブラジル人によって創設されたクラブの出身選手である。マンチェスターCのフェルナンジーニョや、元セレソンのクレベルソンなどを輩出した有数の育成クラブでプレーしていた。PSTCは日本とのパイプも強く、日本人のサッカー留学も受け入れているようだ。

記者会見の中でレオ ケンタは自身を、「対人プレーに強く、ヘディングが武器」と話していた。秀岳館の段原監督曰く、身体能力が高すぎるがゆえに、高校時代はジャッジに泣かされてきたという。段原監督のコメントからも、高校生離れしたプレーヤーということが伝わってくる。ロアッソの練習参加の際には、本来のセンターバックではなくサイドバックでもプレーしていたようだ。

また記者会見の中では、パルメイラスの下部組織に所属していた過去も紹介しており、ブラジルでも活躍できる可能性はあったとのこと。しかし日本でプレーしていくうちに日本の環境や日本人の優しさに惹かれたこと、日本にルーツを持つこともあり今後は日本国籍取得も視野に入れていると話していた。(応援しない訳が無い!)

ターレス

レオ ケンタ同様にターレスも、PSTC出身であり秀岳館から獲得した攻撃的MFの選手。段原監督曰く、キックの精度やキープ力が抜群で、パンチ力のある選手と説明。さらに向上心も強いと話しており、日本のサッカーにも適したブラジル人選手ではないだろうか。

ターレスは2019年に清水エスパルスの練習にも参加しており、ブラジルメディアのインタビューではエスパルス加入の可能性があるとコメントしていた。当時エスパルスサポーターの中でも「謎の練習生がいる」とちょっとした話題となっており、掲示板には練習参加の写真も上がっていた。

レオ ケンタと同じく日本でプレーする中で、日本の文化が大好きになり、さらに家族からも「日本は安全にサッカーができる環境」ということから日本国籍の取得を考えているとのこと。

後に日本を背負う可能性も十分にある、レオ ケンタとターレスには目が離せない!

プロフィールと経歴

レオ ケンタ

名前:レオ ケンタ(Leo Kenta)
本名:レオナルド・ケンタ・ホサカ・カルロス(Leonardo kenta hossaka carlos)
国籍:ブラジル
年齢:18歳
身長:184㎝
体重:82㎏
ポジション:DF(センターバック、サイドバック)

所属チーム
20??年-20??年 パルメイラスジュニアユース?
20??年-20??年 PSTC
2018年-2021年 秀岳館高校(熊本県)
2021年 ロアッソ熊本 完全移籍加入!

ターレス

名前:ターレス(Thales)
本名:ターレス・プロコピオ・カストロ・デ・パウラ(Thales procopio castro de paula)
国籍:ブラジル
年齢:18歳
身長:175㎝
体重:75㎏
ポジション:MF

所属チーム
2015年-2016年 フラメンゴジュニアユース?
2016年-2017年 PSTC
2018年-2021年 秀岳館高校(熊本県)
2021年 ロアッソ熊本 完全移籍加入!

インスタグラム

レオ ケンタ

https://www.instagram.com/l.kenta02/

ターレス

https://www.instagram.com/thales_castro_/